「定数削減問題が空中分解なら解散総選挙も」 臨時国会の最終局面で政局リスク
定数削減をめぐる与野党の攻防が激化すれば「国会は大きく紛糾し、緊迫の度合いを深めていく
TotalNewsWorld
2025.12.02
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ジャーナリストの須田慎一郎氏は、自身のYouTube番組(1日・2日公開)で、臨時国会が最終局面を迎える中、定数削減法案をめぐって政局が一気に緊迫し、場合によっては「解散総選挙」に発展する可能性があると指摘した。
補正予算案については「可決・成立は時間の問題」としつつ、「そのまま会期末(12月17日)までスムーズに行く情勢ではなくなった」と述べ、定数削減法案が今後の国会の火種になるとの見方を示した。
須田氏は、定数削減をめぐる与野党の攻防が激化すれば「国会は大きく紛糾し、緊迫の度合いを深めていく」と分析。特に、自民党と連立を組む日本維新の会との協議が不調に終わった場合、「維新の連立離脱という事態もあり得る」とし、この問題が政権運営の構図そのものを揺るがしかねないと警鐘を鳴らした。