立民・岡田克也氏「国民感情をコントロール」発言が波紋 野党内外から批判噴出
NHKで「国民感情をしっかりコントロールしなければならない」と発言
TotalNewsWorld
2025.12.25
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立憲民主党の岡田克也元外相が21日放送のNHK番組で「国民感情をコントロールしていかないといけない」と発言し、与野党の政治家や識者から強い反発が出ています。発言は安全保障や日中関係を巡る議論の流れの中で出たもので、政治のあり方をめぐる論争に発展している。
岡田氏は高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁について意見を述べる際、「国民感情をしっかりコントロールしなければならない」と発言。これに対し、同じ立憲民主党の山尾志桜里元衆院議員はSNSで、「党としてこの発言を放置するなら、今後の発信は全て『国民感情を誘導・管理する意図がある』と受け止めざるを得ない」と批判した。
山尾氏はさらに、「歪んだ情報提供で国民の思考を遮断し感情を操作する手法は、中国共産党そのものだ」と指摘し、政治手法としての問題点を強調している。この発言を受けて、野党や保守系評論家の間でも「国会議員による発言として不適切」「民主主義への挑戦だ」との批判が広がっている。