トランプ大統領、元ソマリア人のイルハン・オマル議員の兄弟婚疑惑を追及

イルハン・オマル氏（Ilhan Omar）の「兄弟婚」疑惑記事要約インド・タイムズ紙の記事（2025年3月掲載）は、米下院議員イルハン・オマル氏（民主党、ミネソタ州選出）に対する長年の疑惑を報じている。オマル氏が2009年に結婚したアフマド・エルミ氏が実兄で、移民手続きを助けるための詐欺結婚だったという主張だ。この疑惑は2016年頃から保守派で広がり、元大統領ドナルド・トランプ氏が複数回言及した。

記事の核心は、英国デイリー・メイル紙が報じた「友人証言」だ。オマル氏の知人アブディハキム・オスマン氏（オマル氏の元夫らを知る人物）が証言。「オマルは友人らにエルミが兄だと認め、結婚は詐欺だった」と語った。ミネソタのソマリア人コミュニティで当時大スキャンダルで、イスラム教徒の2人がキリスト教牧師を通じて結婚した点も強調。

オマルは兄の学生ビザ取得のため必要だったと説明したという。オスマン氏は「コミュニティで周知の事実」と述べた。これに対し、オマル氏はソーシャルメディアで投稿を共有し、「確認されたのは君の愚かさだけだ。役に立つといいな」と反論。