立民・岡田克也氏「侮辱だ」 有本香氏の日中友好議連批判に反発 NHK日曜討論
有本氏「日中友好議連について「中国が日本の世論や政策を中国側に有利に動かすための機関だと米国防総省が報告している」と主張」
TotalNewsWorld
2025.12.21
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立憲民主党の岡田克也元外相は21日、NHK「日曜討論」に出演し、自身が副会長を務める日中友好議員連盟を巡る日本保守党の有本香事務総長の発言に対し、「侮辱だと思う」と強い不快感を示した。
番組では、高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁や日中関係の現状が議題となり、有本氏は内閣府調査で「中国に親しみを感じない」と答えた国民が8割に上ることを紹介。中国に融和的な姿勢を取る政治家の存在に疑問を呈し、日中友好議連について「中国が日本の世論や政策を中国側に有利に動かすための機関だと米国防総省が報告している」と主張した。
これに対し岡田氏は、「大事な時に中国と話ができるルートをどう確保するかという問題だ。懸命に取り組んできた人たちへの侮辱だ」と反論。さらに、高市首相の発言を評価する国民感情についても触れ、「中国に厳しく言ったことを評価する声があるが、感情を政治がしっかりコントロールしていかなければならない」と述べた。