ノーベル平和賞ピレイ氏の闇と中国の統一戦線工作
ジャーナリストの門田隆将氏が自身のYouTube番組を更新。2024年のノーベル平和賞受賞者であり、元国連人権高等弁務官・元国際刑事裁判所(ICC)判事のナバネセム・ピレイ氏を巡る深刻なスキャンダルを告発した。中国共産党に人権活動家の情報を漏洩し、犠牲者を出した疑惑を持つ人物が平和賞を受賞した実態を暴き、国際機関に及ぶ中国の凄まじい工作活動に強く警鐘を鳴らしている。
門田氏は、2014年に獄中で病死した中国の人権活動家・曹順利(ソウ・ジュンリ)氏の悲劇を提示。曹氏はジュネーブの国連人権研修プログラムに参加しようとした際、北京首都国際空港で拘束され、不当な拘禁の末に命を落とした。世界ウイグル会議などの告発によれば、曹氏を含む渡航予定の活動家名簿を中国政府へ提供していたのが、当時ピレイ氏が引き率いていた国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)であったという。内部告発や世界的な批判に対し、同氏は「部下がやったこと」と釈明しているが、その在任7年間に中国への人権調査訪問を一度も実施しなかった事実も判明している。
さらに門田氏は、朝日新聞が「吉田証言」の偽証を認め撤回した翌日の2014年8月、ピレイ氏が日本政府に対し「慰安婦問題」への対応を迫る記者会見を開き、左派メディア(赤旗等)に大きく利用された経緯も指摘。同氏が長年にわたり中国の「統一戦線工作」に取り込まれ、共産党の代弁者として機能してきた構造を露わにした。