やってはならない一線を越えた石破前首相の致命的失敗
ジャーナリストの門田隆将氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。先月下旬にBS番組(TBS系『報道1930』)で石破茂前首相が述べた発言を巡り、中国の国営通信社である新華社がすかさず世界へ向けて大きく配信した件を取り上げ、国家の安全保障と国益を根底から危うくする石破氏の致命的な失態を厳しく弾劾した。
番組内で石破氏は、日本が過去の戦争でアジア諸国に甚大な被害を与えた歴史やその責任について触れ、「高市首相や右派の歴史問題に対する対応は不誠実であり、そのような国とは安定した外交関係を築けない」といった主旨の発言を行った。門田氏は、この発言の文字起こしを確認した上で、まさに中国が国連憲章の「敵国条項」を持ち出して日本への軍事行動を正当化し、「日本は新型軍国主義の復活を図っている」と国際社会に印象づけようとしているそのものズバリの論調に加担するものだと指摘した。
特に、中国政府や大使館が安全保障理事会の承認なしに日本への直接的な軍事攻撃が可能であるかのような主張を強め、世界に対して情報戦を展開している最中に、前首相というかつての一国のリーダーが中国側の歴史観やプロパガンダを追認するかのような発言を行い、それが新華社を通じて瞬時に世界へ配信されたことは、中国の「統一戦線工作」に最大の利敵行為として利用されたに等しい。