マムダニ、「武装強盗で有罪判決を受けた前科者」を公衆安全移行チームに任命 批判も撤回せず
彼らは、市の政策や政治に精通しているだけでなく、どこで成功し、どこで失敗してきたのかという実体験も持っている
TotalNewsWorld
2025.12.10
サポートメンバー限定
米FOXニュースは、ニューヨーク市次期市長のゾーラン・マムダニ氏が、市長就任準備チームの「公共安全アドバイザー」に、武装強盗で有罪判決を受けた前科者を起用した判断を撤回せず、改めて正当化したと報じた。起用された人物は過去にタクシー運転手を狙った武装強盗事件で実刑判決を受け、服役歴がある。
この任命が表面化すると、警察関係者や被害者遺族、保守派を中心に「法と秩序を軽視している」「犯罪被害者を愚弄する行為だ」と強い批判が噴出した。とりわけ治安悪化が深刻なニューヨークで、公共安全政策に関与させることへの不安が広がっている。
これに対しマムダニ氏は、前科者の「実体験」が犯罪対策や更生政策に役立つと主張し、「過去ではなく現在を評価すべきだ」との立場を強調。批判を受けても人選を見直す考えは示さず、むしろ「包摂的な司法改革」の象徴的起用だと擁護した。