高市首相、Xで特殊詐欺被害3,200億円超に警鐘 SNS型ロマンス詐欺拡大で総合対策強化へ
若年層にも被害急増、本人確認強化や金融犯罪対策センター構想、詐欺電話遮断アプリも導入へ
TotalNewsWorld
2026.02.25
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高市首相は2月25日、自身のXで令和7年の特殊詐欺およびSNS型投資・ロマンス詐欺の被害状況について言及し、警察庁の発表として被害総額が3,200億円を超え、1日当たり約9億円に達する深刻な事態であると明らかにした。近年は警察官を装う手口や海外拠点から国際電話番号を利用するケースが増加し、従来の高齢者中心の被害から若年層へと拡大している点が特徴とされる。
特にロマンス詐欺は、SNSやマッチングアプリなどで恋愛感情や信頼関係を装って接触し、結婚資金や投資話、緊急の医療費などを口実に金銭を要求する手口で、長期間にわたり心理的に操るケースが多い。海外にいると称して直接会えない状況を作り出し、暗号資産や海外送金を促すなど、発覚しにくい特徴があるとされる。
政府は「国民を詐欺から守るための総合対策2.0」に基づき官民連携の強化を進めており、仮装身分捜査の導入によって強盗未遂の検挙など一定の成果も出ているという。さらに今国会では、携帯通信契約時の本人確認義務の拡大や架空名義口座対策を可能にする法案提出を予定し、「金融犯罪対策センター」の構築も推進する方針である。加えて、国際電話や詐欺電話の着信を遮断できる警察庁推奨アプリの開発も進み、近日中に無償公開される見通しだ。