「ディープステート」がトランプ大統領を嫌う本当の理由
Newsmaxのグレッグ・ケリー氏は、トランプ大統領がこれほどまでに逮捕や起訴、弾劾といった執拗な攻撃を受ける「真の理由」を鋭く指摘している。それは、単なる政策の相違ではなく、2016年にヒラリー・クリントン氏を打ち負かし、エスタブリッシュメント層に「屈辱」を与えたことへの根深い報復であるという。既存の権力構造を破壊し、家族まで標的にされたこれらの一連の攻撃は、トランプ氏という存在そのものを排除しようとする「ディープステート」による組織的なサボタージュであったとケリー氏は分析する。
しかし、現在進行中の対イラン軍事作戦「エピック・フューリー」を含むトランプ政権の強硬な外交は、単なる一国との紛争を超えた大きな意味を持っている。それは、かつてレーガン大統領が掲げた「力による平和(Peace through Strength)」の完全なる復活である。冷戦後、アメリカはブッシュ、オバマ、そしてバイデン政権下で「弱さ」を露呈し続けてきた。イランによる米兵の拘束や、2021年のアフガニスタンからの無秩序な撤退は、アメリカが自信を失い、国際社会での抑止力を喪失した象徴的な出来事であった。
トランプ政権が進めるイランの非軍事化・非核化への取り組み、そしてベネズエラ情勢への介入は、「アメリカを侮るな」という明確なシグナルを世界に送っている。これは単なるスローガンではなく、アメリカが自由世界のリーダーとして再び自信を取り戻し、実力を持って平和を維持するという信念の実行である。数十年にわたるアメリカの「無能(impotence)」の時代は終わり、力に裏打ちされた真の抑止力が、再び世界秩序を再構築しようとしている。(NewsMax)