EUがXに220億円制裁金、マスク氏、テッド・クルーズ、JDバンスらが一斉反発「言論弾圧だ」「EUに制裁を」
有料ユーザーに付与される青色バッジが「本人確認済み」と誤認される恐れがあり、透明性義務に違反した
TotalNewsWorld
2025.12.06
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欧州連合(EU)欧州委員会は5日、デジタルサービス法(DSA)違反を理由に、SNS大手Xへ総額1億2000万ユーロ(約220億円)の制裁金を科すと発表した。EUによるDSA違反での制裁金は今回が初。問題視されたのは、有料ユーザーに付与される青色バッジが「本人確認済み」と誤認される恐れがあり、透明性義務に違反したという点である。(引用:時事通信、ロイターなど)
これに対し、Elon・Musk氏と米保守派は猛烈に反発した。Musk氏は「言論の自由は民主主義の基盤だ。EUの処罰は狂っている」と投稿。さらに「EUはXだけでなく、私個人にも罰金を科した。これは常軌を逸している」と強調し、EUだけでなく“この決定に関与した個人”への対抗措置を示唆した。
米共和党のTed・Cruz上院議員も「欧州委員会の1億4000万ドルの罰金は言語道断だ。これは米国の雇用創出企業への攻撃であり、すべてのアメリカ国民の言論の自由への攻撃だ」と批判した。