イリーナ・ザルツカさん惨殺事件とオールドメディアの欺瞞
人種とナラティブ(物語)に支配される報道の実態と罪
TotalNewsWorld
2025.09.10
サポートメンバー限定
2025年8月22日、米国ノースカロライナ州シャーロットの鉄道車内で、23歳のウクライナ難民イリーナ・ザルツカさんが、前科14犯の黒人男性デカルロス・デジュアン・ブラウン・ジュニアによって惨殺されました。
ザルツカさんはピザ店での勤務を終え、制服姿で帰宅する途中でした。戦火を逃れ、米国に希望を求めてやってきた彼女にとって、公共交通機関が戦地ウクライナよりも危険だったという皮肉な現実は、多くの人々に衝撃を与えました。
監視カメラの映像は、事件の凄惨さを冷徹に捉えていました。ブラウンが座席の背後から立ち上がり、ナイフを取り出してザルツカさんの首を執拗に狙う瞬間が映し出されています。ザルツカさんは即死せず、恐怖と苦痛の中で崩れ落ち、命を落としました。