米核搭載可能B-52爆撃機、日本海で航空自衛隊と共同飛行 中露への明確な抑止示威
一方的な力による現状変更を許さない強い意思を示す
TotalNewsWorld
2025.12.12
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米国の核搭載能力を有する戦略爆撃機が、日本海上空で航空自衛隊の戦闘機と共同飛行を実施しました。これは、中国とロシアが日本および韓国周辺で相次いで行った合同軍事演習や、戦略爆撃機による示威飛行への対抗措置として行われたもの。日米両国が地域の安全保障環境に対し、明確な抑止メッセージを発信した形となった。
日本政府および米軍当局の発表によりますと、今回の共同飛行には米空軍のB-52戦略爆撃機が参加した。B-52は核兵器搭載能力を持ち、米国の核抑止戦略の中核を担う存在です。これに航空自衛隊のF-15およびF-35戦闘機が随伴し、日本海上空で編隊飛行を行った。
背景には、中国とロシアが戦略爆撃機を用いて日本周辺空域で共同パトロールを実施し、軍事的連携を誇示している現状がある。両国の動きは、日本や韓国、在日・在韓米軍を強く意識したものであり、地域の緊張を高めてきました。これに対し日米両国は、同盟の抑止力が揺らいでいないことを視覚的に示す必要があった。