アラバマ州も鉄槌喰らう!
民主党、ゲリマンダー連戦連敗 中間選挙共和党が絶対有利に
TotalNewsWorld
2026.05.12
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米連邦最高裁が5月11日、アラバマ州の黒人多数選挙区を2つから1つに減じることを6対3で認めた。これにより共和党は同州で議席を奪還する見通しだ。2024年選挙では裁判所命令により黒人多数区が2つ設けられ、民主党が5共和・2民主という構図を実現していた。だがその「人工的な議席」が今回、最高裁によって否定され6:1の構図となる。
引き金となったのが4月29日、ルイジアナ州の選挙区訴訟で下された6対3判決だ。最高裁は「黒人多数区を人工的に増やした選挙区割りは違憲」と断じ、1965年投票権法の根幹を揺るがした。投票権法はかつて南部の黒人差別的な選挙制度を是正するために制定されたが、保守派多数の現最高裁はこれを「逆差別」と判断したのである。この歴史的判決を受け、共和党が支配する州議会が一斉に動いた。
テネシー州ではメンフィス選挙区を3分割する新地図が成立し、唯一の民主党議員スティーブ・コーエンの議席が消滅する見通しだ。民主票を広大な農村部の共和党選挙区に分散させるという露骨な手法で、州議会では「ジム・クロウ2.0だ」と抗議する民主党議員がデスクの上に立つ騒然とした場面も見られた。フロリダ州でもデサンティス知事が署名した新地図により、複数の民主党議席が共和党有利な区割りに塗り替えられた。