オバマ政権時代のDEA(麻薬取締局)の元幹部が、1,200万ドルの報酬で麻薬カルテルを支援していたとして起訴された。
起訴状によると、元幹部とその共謀者は、少なくとも約 1,200 万ドルの資金をカルテルの麻薬収益として洗浄する計画に関与
TotalNewsWorld
2025.12.08
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Paul Campo(元Drug Enforcement Administration=DEA 高官)は、メキシコの暴力的麻薬組織 Jalisco New Generation Cartel(CJNG)を支援し、資金洗浄(マネーロンダリング)に関与したとして、2025年12月、ニューヨーク連邦大陪審により起訴された。
起訴状によると、Campo とその共謀者は、少なくとも約 1,200 万ドルの資金をカルテルの麻薬収益として洗浄する計画に関与。約 75 万ドル分を暗号通貨に変換して洗浄したほか、220 キロのコカイン輸入を助ける手伝いをし、さらにフェンタニル製造の助言やドローン・火器の調達にも関与していたとされる。
複数の麻薬・テロ関連容疑が含まれ、実刑の可能性もある。起訴についてはDEAも「かつてバッジを掲げた者の裏切りに断固対処する」と強く非難している