ガソリン価格の3週間以内の下落を明言
2026年3月12日、トランプ大統領はケンタッキー州とオハイオ州を訪れ、有権者の最大の関心事である経済状況、特にガソリン価格について力強い演説を行った。大統領は、国際エネルギー機関(IEA)と協力し、世界各国の石油備蓄から過去最大となる計4億バレルの石油を放出することを決定したと発表。これにより、イラン情勢に端を発したエネルギー価格の高騰を抑え、数週間以内にガソリン価格を通常の水準に戻すと断言した。
元大統領経済顧問のスティーブン・ムーア氏は、Newsmaxの取材に対し、トランプ氏のエネルギー政策を高く評価した。ムーア氏は、米国が石油の純輸出国としての地位を確立していることを指摘し、今後3週間ほどでガソリン価格は全米平均で1ガロンあたり3ドル以下まで下落するとの見通しを示した。中東の混乱による一時的なコスト上昇は、イラン国民を解放し、長期的には米国経済をさらに強化するためのプロセスであると強調している。
一方で、カリフォルニア州などの「ブルー・ステート(民主党優勢の州)」では、独自の政策によりガソリン価格が1ガロンあたり5ドルを超えるなど、依然として高い水準にある。専門家は、これはトランプ政権の政策やイラン情勢によるものではなく、州知事らの急進的なエネルギー政策が招いた結果であると分析している。トランプ氏は演説で、自身の就任から14ヶ月間で経済成長、所得増加、株価の最高値更新を実現してきた実績を強調し、市場の混乱は一時的なものに過ぎないと自信を見せた。