辺野古転覆事故、地元漁師は「絶対に行かない」魔の海域
露呈した安全軽視と二重基準
TotalNewsWorld
2026.03.23
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2026年3月16日、沖縄県名護市辺野古沖で、平和学習中の同志社国際高校の生徒らを乗せた「平和丸」と「不屈」の2隻が転覆し、女子生徒と船長の計2名が死亡した。この事故を巡り、第11管区海上保安本部は業務上過失致死傷および会場運送法違反の疑いで、運行団体である「ヘリ基地反対協議会」の関係先を家宅捜索し、平和丸の船長から任意で事情聴取を行っている。
ジャーナリストの三枝玄太郎氏が現地で取材したところ、地元の熟練漁師たちは一様に「あの日、あの場所には絶対に行かない」と証言した。事故当時はハロー注意報に加え、強い北風とうねりが発生しており、地元の漁船の多くは出船を見合わせていた。さらに、事故現場はサンゴ礁(リーフ)が急激に深くなる場所で、当日は大潮に近い干潮時刻と重なり、波が立ちやすく船底を擦る危険性が極めて高い状態だった。
地元の船は通常、現場から50m以上沖合を大きく迂回するが、転覆した2隻はなぜか危険な浅瀬をショートカットして突き進んでいた。