沼地の掃除と世界の再編:トランプ政権が挑む内憂外患の同時解決
トランプ大統領は辛抱強く準備を進めることで中東情勢を再調整し、この半球における共産主義と麻薬テロに対抗する強力な新たな同盟を形成している
TotalNewsWorld
2026.03.10
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トランプ大統領が掲げる「沼地の掃除(Draining the Swamp)」が、単なる国内の官僚機構(ディープステート)の解体にとどまらず、今や世界規模の地政学的再編へと連動している。
1. 国内外の「沼地」の同時掃討
トランプ政権にとって、ワシントンの既得権益層の排除と、イランのようなテロ支援国家、あるいは中南米を蝕む麻薬カルテルの壊滅は地続きの課題である。記事は、国防総省や情報機関内部に残る旧勢力を一掃することで、軍事行動の意思決定を迅速化し、「エピック・フューリー作戦」のような圧倒的な空軍力による短期決戦が可能になった。
2. 「力による平和」から「力による再編」へ
これまでの米外交が「維持」を目的としていたのに対し、現在は「再編」を目的としている。イラン体制を物理的に「視界ゼロ」の状態まで追い込み、無条件降伏を迫る姿勢は、バイデン時代の「弱さゆえの戦争」とは対照的な「強さゆえの解決」である。また、中南米諸国を「米州の盾」同盟に強制的に引き込むことで、中国の浸透を阻止し、西半球における米国の覇権(モンロー主義の復活)を再定義しようとしている。