イラン、大打撃
サウジアラビア、ホルムズ海峡を回避 東西パイプラインが日量700万バレルでフル稼働
TotalNewsWorld
2026.03.29
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米国とイスラエルによるイラン攻撃をきっかけに、ホルムズ海峡の航行が事実上停止した。ペルシャ湾全域でドローンやミサイルによる攻撃が連日発生し、大半の船主にとって海峡通過はリスクが高すぎる状況となっている。
こうした事態を受け、サウジアラビアのアミン・ナセルCEOは決算説明会で、東西パイプライン(通称「ペトロライン」)を通じた原油輸送量の最大化を急いでいると表明。この全長約1,200キロメートルのパイプラインは、東部油田地帯(アブカイク)から紅海沿岸のヤンブー港を結ぶもので、サウジアラビアは2026年3月11日、天然ガス用配管を原油用に転用することで輸送能力を最大日量700万バレルへ引き上げる緊急措置を完了した。
ブルームバーグがまとめた船舶追跡データによると、少なくとも25隻の超大型タンカーがヤンブー港に向かっており、ヤンブー港から5,000万バレルの石油を出荷できる見込みだ。