女性ラッパー(Dank Demoss)が「大きすぎる」ためサービスを拒否した配車サービス会社(Lyft)に、数百万ドルの訴訟
配車アプリの判断は差別か、安全配慮かの議論が全米で巻き起こる
TotalNewsWorld
2025.12.12
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米配車サービス大手「Lyft」をめぐるトラブルが米国で大きな波紋を広げている。中心人物は女性ラッパーの Dank Demoss(ダンク・デモス) さんで、彼女は自身の体型を理由に配車を拒否されたと主張。SNS 上でその体験を詳しく語ったことで、Lyft に対する批判が一気に拡大した。
Demoss さんの投稿によれば、ある日 Lyft に配車を依頼した際、到着したドライバーが彼女を目の前にして運転を拒否。理由として「車両に乗せるのにスペースが足りない」「安全基準を満たせない」と説明されたという。しかし Demoss さんはこれを「容姿や体型を理由にした差別的扱い」と受け止め、不満を強く訴えた。
投稿は瞬く間に拡散し、ネット上では「配車サービスの安全基準と差別の境界はどこにあるのか」といった議論が沸騰。支持者からは「体型や見た目でサービスを拒否されるのは容認できない」と共感の声が上がった。一方で「Lyft の安全基準はすべての乗客とドライバーの保護を意図したものであり、非難だけでは判断できない」といった冷静な意見も散見される。