トランプ政権の「EU分断戦略」文書が流出 欧州4カ国の離脱を促す計画
オーストリア、ハンガリー、イタリア、ポーランドの4カ国に対し、EUからの離脱を含む“主権回復”を促す内容
TotalNewsWorld
2025.12.12
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英デイリー・メール紙は、米国がEUに対し新たな圧力をかける戦略文書が流出したと報じた。報道によれば、文書は「Make Europe Great Again」と名付けられ、オーストリア、ハンガリー、イタリア、ポーランドの4カ国に対し、EUからの離脱を含む“主権回復”を促す内容が含まれているという。
文書は米政府内の一部で検討されていた草案とされ、EUの移民政策・規制強化・統治構造を「欧州の活力を損なう要因」と断定。各国がブリュッセル中心の統治から距離を置くべきだと主張している。
文書はまた、EUの中央集権化に対抗するため、米国が欧州内の保守・主権派勢力と連携を深める構想にも触れ、EU主導の外交・安全保障の枠組みを弱体化させる可能性がある。